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常に優しく患者さまに寄り添う気持ちで診療。心配なさらず、何でも訊いてください。
「患者さまに優しくかつ丁寧な治療」が、当院のコンセプトです。当院には、幼いお子さまからお年を召した方まで幅広いご年代の患者さまがいらっしゃいます。そうした皆さまのご期待に応えられるよう幅広く診療できる歯科医師を目指し、診療してまいりました。
地域の身近な歯科医院として今後も長くお付き合いしていただき、お口の健康を支えたいと考えております。
幅広く診療する中で、入れ歯作りには特に丁寧さが力を発揮
あらゆるご年代のどんなお悩みにも対応できる歯科医師でありたいと考えている中で、あえて得意分野を挙げるなら入れ歯です。
入れ歯は機能性と外見的な美しさの両方にかかわる治療であり、その過程では歯を削る「形成」の技術も必要とされます。形成次第で、入れ歯の出来・不出来も左右されるほどです。また、形成した状態を再現した模型がきちんと作られていなければ、完成品はお口にフィットしません。
入れ歯が安定しやすいよう形成し、緻密な模型を作るには、それぞれの作業を丁寧に行う必要があります。今後も、一般的な歯の治療に加えて、良い入れ歯を提供することに力を入れたいと思います。
患者さまのご要望に添った治療計画作りは、開院以来変わりません
開院以来、「患者さまに優しくかつ丁寧な治療を実現すること」をコンセプトに掲げて診療してきました。
歯の治療は「怖い」「痛い」と思っていらっしゃる方も多い中、「怖くない」「痛みの少ない」歯科医院だと認識していただくことを目指しています。そのために重視してきたのが、患者さまと十分なコミュニケーションを取ることです。伺ったお話を基にご要望に添った診療計画にしようという思いは、今も昔も変わりません。
実は、他院に勤務していた時代は1日に40名近い患者さまを診療しており、コミュニケーションがなかなか取れませんでした。結果として信頼関係を築けないことをもどかしく思い、開院を決意したのです。
今後も、患者さまの思いに寄り添って診療するつもりです。
ご本人の、お口の状態や治療に対するご理解・ご納得を大切に
初診の患者さまはもちろん、どなたに対しても言えることですが、私はご本人が理解し納得なさってから治療をすることを大切に考えています。
そのためには、私からのご説明が分かりやすいものでなくてはなりません。そこで、模型やご本人のレントゲン画像をお見せしながら、目で見て分かりやすいように意識してご説明しています。また、その日の治療内容をご説明することや、診療中にもこまめにコミュニケーションを取ることにも留意しています。
常に心がけているのは、笑顔と優しい対応です。私たちと気さくにお話することで、患者さまの不安や緊張を取り除くことができればと願っています。肩の力を抜き、お気軽に足をお運びください。
女性の方には、お化粧崩れやスカートの裾が気にならないよう配慮
噛んだり話したりする機能はもちろん、お口元の見た目を良くすることにも配慮して診療しています。加えて、診療中の気配りも忘れません。
例えば、お仕事やお買い物の合間に来院された女性の患者さまが治療後すぐに戻れるよう、お化粧が崩れないよう気を付けていることが挙げられます。当院のどのスタッフも、なるべく患者さまのお顔に触れないよう、水も飛ばさないよう配慮することが身に付いていると思いますよ。
また、スカートをお召しになっている方には、診療台の上で裾の乱れを心配しなくて済むよう、ブランケットをご用意しております。
お子さまを怖がらせないよう、麻酔を視界に入れない工夫も
幼い頃に受けた治療が原因で、大人になってからも歯科が苦手だったり避けてしまったりする方は大勢いらっしゃるのが現状です。
私は、お子さまの治療をトラウマにさせたくありません。診療時には細心の注意を払って練習を重ね、無理はさせないようにしています。また、「何をされるんだろう」と身構えているお子さまの警戒を解くため、治療に使う器具をお見せし、治療内容をご説明する取り組みもあります。ただし、麻酔注射だけはお子さまの視界に入れないようにするのが、私のこだわりです。
私もスタッフも一丸となって、お子さまの歯科治療とお口の健康維持をサポートします。
歯磨きと検診の習慣を、幼い頃から身に付けさせてあげてください
日常生活での注意点は、どのご年代の方も共通しています。歯磨きの徹底と定期的に歯科検診を受けることです。歯磨きは、ご自分が苦手とする箇所を意識し、丁寧に磨いてください。そのためには、まずご自分にとって磨きにくい箇所はどこなのかを知る必要がありますね。
定期検診に来ていただければ、虫歯や歯周病を早期発見するだけでなく歯磨きの状況も確認し、一人ひとりに合った磨き方をお伝えします。10年後、20年後も健康なお口で過ごすため、定期検診を受けましょう。
お子さまの場合は、保護者さまによる仕上げ磨きも重要です。フッ素入りの歯磨き粉を使って磨き、奥歯までデンタルフロスを通してあげてください。お子さまが将来お口のトラブルで困らないよう、ご協力をお願いします。
スタッフが自ら考えて後輩を育成し、居心地の良い医院作りも
当院は長く勤めているスタッフが多く、先輩から後輩へと経験から得たものや知識を教えてくれています。スタッフの自主性を尊重するという意味もあり、私は口出しせずに後輩教育を任せる方針です。
また、院内を清潔に保つことや患者さまに笑顔で接すること、お声がけなどは、スタッフが自分たちで考え、実践してくれています。業務にまじめに取り組むだけでなく、周囲を和ませてくれるところが、私がスタッフたちを自慢に思う点ですね。こうした明るい雰囲気が、患者さまにも愛され、受け入れられているのではないでしょうか。
開発途中だった港北ニュータウンの明るい未来を思い描き、開院
開院した当初は、都筑区茅ヶ崎中央での港北ニュータウン開発はまだ途中の段階でした。港北TOKYU SCも開業しておらず、マンションもまばらだったと記憶しています。しかし、区画はきちんと整理されていて、緑道もあり、将来は美しい街並みになると予測できました。私は、ここが人々でにぎわいお子さまの歓声があふれる街になることを直感し、この地での開院を決めたのです。
その後まもなく、周辺にマンションが増えてきました。街の成長につれて当院にも多くの患者さまが訪れるようになり、親しくお付き合いしていただいています。私のほうでも、皆さまが来院しやすいよう、インテリアなどにこだわり、優しい雰囲気作りをしています。
お年を召した患者さまのため、訪問歯科診療を検討しています
1998年の開院以来、あらゆる患者さまのご要望に応えたいという思いで、幅広く診療し日々研鑽を積んできました。新たな知識や技術を取り入れることで、患者さまに喜んでいただきたいとの姿勢は、これからも変わることはありません。
そんな中、長年お付き合いいただいてきた患者さまがお年を召されたと感じることが多くなりました。足腰の不調やお身体の病気で、通院が難しい方もいらっしゃるでしょう。そうした方々のお口の健康もサポートしたいと考え、今後は訪問歯科診療の開始を検討しております。